住宅のカーテンに用いられる生地には、木綿、絹、麻、ウールなどの天然繊維から、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維にいたるまで、様々なものが、幅広く用いられています。天然繊維でつくられたものは、その独特の風合いが好まれていますが、その一方で、湿度の変化によって伸縮し、シワになりやすいという性質もありますので、注意が必要です。またそのつくり方によっても、織物、編み物、レース、フェルト、不織布など、さまざまな種類があります。さらに、耐光堅ろう度や摩耗強さ、引っ張り強さなどといった性能面から、光の透け方や肌触り、視覚的な張り感などの感覚的な面によっても、さらに細かく分かれています。このように、インテリアのその他の建材にくらべて、カーテンの生地には、非常に豊富な種類があります。そうした豊かさをインテリアに生かす方法としては、その他の建材が比較的平滑で硬いものが多い中で、カーテンの生地は、視覚的にも触覚的にも柔らかいという特徴を考慮することが大切になります。
最近のカーテンやレースにはいろいろな種類の生地があります。たとえば遮光、防音、防炎、柄物です。遮光、防音、防炎は生活のしやすいように作られたもので遮光であれば断熱加工もあり冷暖房器具の無駄な電気料金の節約にもなります。防炎は全ての火を防ぐわけではありませんが火災が起きた際でも火の移りが従来のカーテンと比べてとてもゆっくりで5分から10分の逃げる時間も与えてくれます。防音は外の音、飛行機や電車、車や工事音などを従来のものと比べて60%以上防ぐことができ、逆に家の中や部屋の中の音漏れも防ぐことができるので小さいお子さんがいる家などにはおすすめです。柄物はいろいろな種類があり花柄や和室に合うような和風なものなどがあります。そしてカーテン生地はとても丈夫で安全ということでクッションやぬいぐるみなどいろいろな小物に使われています。注文をすればオーダーメイドで作ってくれるところもあるのでとてもおすすめです。
最終更新日:2020/3/12
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